Tag: women in technology japan
-
【イベントレポート】日本マイクロソフト x Women in Technology Japan コラボイベント『Empower Together with Microsoft ~ダイバーシティーな環境で働くリーダーたちのストーリー~』📣
2024年12月4日に開催された、日本マイクロソフトとWomen in Technology Japanのコラボイベントのレポート記事
-
Women in Technology Japan |【Role Model Interview】野呂(中島)朋子
IT業界をはじめ、様々な業界で活躍するリーダーにリアルな経験や想いを インタビューする連載です。 今回のインタビューでは、外資系企業から、国際機関へ異例の転職を果たし、ユニセフの職員として働くという夢を叶えた 野呂(中島)朋子さんにインタビュー。彼女が教育の道を 志したきっかけは?夢を叶えるまでのストーリーとは?
-
🗓️SAVE THE DATE🗓️ 12/4(水) イベントのお知らせ
🗓️SAVE THE DATE🗓️ いつも Women in Technology Japan (WITJ) をご支援いただきありがとうございます! 来たる12月4日(水)、日本マイクロソフトとWomen in Technology Japanがミートアップイベントを共催します!💼💡 『Empowering Together with Microsoft 🌍~ダイバーシティーな環境で働くリーダーたちのストーリー~』 🗓 日時: 2024/12/4, 7-9pm📍 場所: 日本マイクロソフト 様々なバックグラウンドを持つIT業界のリーダーたちによる、キャリアについてのトークセッションや、軽食やドリンクを飲みながら参加者同士でお話する機会も🗣️ 2025年に向けて、新しくキャリアを見つめ直すきっかけを作ってみませんか?✨ 詳しいイベント情報・登録フォームは追って更新しますので、お楽しみに!
-
【スポンサー就任企業のご紹介】AKKODiSコンサルティング株式会社
今月から新しくWomen in Technology Japanのスポンサーに就任した、AKKODiSコンサルティング株式会社をご紹介します。
-
Women in Technology Japan |【Role Model Interview】日村花
Women in Technology Japanは、日本のテック業界におけるジェンダーギャップを解消し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進することをミッションに掲げています。 このRole Model Interviewを通して皆様がインスパイアされ、勇気を持って自分が本当に輝き、理想とする職種や業界に転職したり、就職したりできるような世の中になること、そして一人でも多くの方々にIT業界で働く可能性について知っていただきたいという思いで活動しています。 今回のインタビューでは、日本の職人と海外をつなげる「OTO by tapco」を立ち上げた起業家、日村花さんを特集します。グローバルに過ごした幼少期から自身のビジネスを立ち上げるまでのインスピレーションあふれるストーリーとは? Q1. 自己紹介と、起業家を志したきっかけを教えてください。初めまして、日村 花です。株式会社tapcoの代表取締役で、OTOという事業を構築しております。日本と韓国のハーフで、幼少期の大半をメキシコで過ごしました。私の起業家としての旅は、早稲田大学在籍中の2022年に始まりました。ちょうどパンデミックが始まる直前でした。 最初の学期が終わって春休み中に、両親がいるメキシコに戻ったのですが、パンデミックの影響でメキシコでしばらく足止めをくらってしまいました。最終的には日本に戻ったものの、コロナ禍でできることがあまりなかったので、シンガポールのEC会社でインターンシップをすることにしました。それが私の起業家人生のきっかけとなりました。 その会社で働いているうちに、アイディアがたくさん浮かんできて色々チャレンジしてみたいと思うようになり、インターンシップを卒業し、次の機会を伺っていました。その時、タイミング良くある友人が別の会社のCEOを紹介してくれて、その面接で熱心に今持っているアイディアについて話したところ、面白がってくれたんです。 Q2. とてもグローバルなバックグラウンドをお持ちなんですね!最初の事業はどんなことに挑戦しましたか?tapcoという名前なんですけど、NFC(近距離無線通信)技術といって、Suicaなどの電子マネー等のタッチ決済に使われる技術を活用したデジタル名刺を作るアイディアでした。従来の名刺と違って紙を使わないので持続可能で実用的ですし、すべてのプロフェッショナルな情報をまとめた個人のブランディングツールとして機能できるようなものを作りました! Q3. そこから現在の事業にいたるまでの道のりを教えてください NFCカードの事業は大変刺激的でしたが、日本におけるデジタル名刺の市場は私たちが期待していたほど早く成長していないことが明らかになりました。そこで、オフラインからオンラインへのエンゲージメントツールとしてこのアイデアを転換しましたが、再び壁にぶつかってしまい、かつ大学の卒業論文を書き終える必要があったので、少しアイデアの再構築と言うことで、休憩したその時に日本の伝統文化を再発見しました。海外で育った「Third Culture Kid」として、漆器や金糸(着物に使われる金箔の糸)のような伝統工芸品の魅力にどんどんハマっていきました。何百年も経った今も、これらの技術が21世紀に生き続けていることに感銘を受けました。 そこで、日本の職人たちの声を広め、その作品を国際的なオーディエンスに紹介したいという願いから、OTOという事業を立ち上げました。私たちは、伝統的な素材を提供する日本のサプライヤーと海外企業をつなぐ文化エージェンシーとして活動しています。世界に日本の美しい伝統工芸品を紹介し、職人さん達の努力によって何世紀にも渡って続いてきた伝統が現代でも続くように支援したいと思っています。 Q4. 素晴らしいコンセプトですね!起業してみて大変だったことと、乗り越え方を教えてください。起業家としてルーティンを持たない生活に慣れるのが大変でした。友人たちは安定した仕事に就いていますが、私は常に自分の事業の次のステップを考えていて… すぐに結果が出ない中で、モチベーションを保つのは難しかったですが、起業は長期的なゲームだと思って、不確実性を受け入れて、とにかく諦めず挑戦しています。 もう一つの課題はチームを見つけることでした。最初の6~7ヶ月間は一人で働いていたので、心細かったですが、最近フルタイムのチームメンバーを1人迎え、同じビジョンを共有する仲間や相談相手ができたことで、精神的にも楽になりました。 Q5. モチベーションを保つ秘訣は?周りの人々が何よりも大切です。OTOを一緒に作り上げる仲間がいることが私自身の大きなモチベーションになっていますし、学生時代の友人達も貴重な存在です。月に一度集まって話すのですが、その時間がリフレッシュになっています。 また、OTOの仕事で関わっている職人さんたちは一生をかけて一つの技を極めています。それに心から尊敬していて、常にパワーをもらっています。その作品を世界に紹介するプラットフォームを作れることは、本当に光栄なことだと思っています。 Q6. 今後の目標や展望は?OTOの目標は、日本の伝統的な職人や企業と世界中に点在するクライアントをつなぐ、トップのカルチャーエージェンシーになることです。今は特にB2B向け事業にアプローチしていて、ホスピタリティ業界やインテリアデザイン業界などが興味を持ってくれています。 個人的な目標としては、Forbesの30 Under 30リストに載りたいです。今はまだ夢かもしれませんが、いつか実現できると信じています。 Q7. 花さんならいつか実現できそうな気がします!日本における女性のエンパワーメントの状況はどう思いますか?日本でも海外でも、ビジネスとかテクノロジーの分野で活躍してる女性がたくさんいて、すごく刺激を受けています。LinkedInのようなプラットフォームを見てると、女性が自分のアイデアを発信して、会社を引っ張ってる姿があって、それが本当に心強いんですよね。 私自身、若くて女性だからという理由で課題を感じたこともありますが、それを逆にポジティブに捉えています。経験が少ない分、新しい切り口でアイデアを出せたりチャンスだと思ってます。周りにはサポートしてくれる人たちがいるので、それがすごく大きな力になっています。 WITJは、このRole Model Storyを通して皆様がインスパイアされ、勇気を持って自分が本当に輝き、理想とする職種や業界に転職したり、就職したりできるような世の中になることを望んでいます。 WITJとのコラボレーションやイベントのスポンサーにご興味のある方は、お問い合わせフォームにご記入いただくか、info@womenintech.jp まで直接ご連絡ください。
-
Women in Technology Japan | 【Role Model Interview】 Hana Himura
Role Model Interview: Hana Himura Women in Technology Japan (WITJ)’s mission is to close the gender gap in tech and promote diversity and inclusion in Japan. Our goal is to create a world where women can have the courage to truly shine and find employment in their ideal profession or industry and help as many…
-
Women in Technology Japan |【Role Model Interview】vol.30 竹内詩織
Women in Technology Japanは、日本のテック業界におけるジェンダーギャップを解消し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進することをミッションに掲げています。 このRole Model Interviewを通して皆様がインスパイアされ、勇気を持って自分が本当に輝き、理想とする職種や業界に転職したり、就職したりできるような世の中になること、そして一人でも多くの方々にIT業界で働く可能性について知っていただきたいという思いで活動しています。 今回は、外資系IT企業にて広告ソリューション技術本部の統括部長を務める、竹内詩織さんにインタビュー。数々のプロジェクトに携わり、着実にキャリアを構築してきた彼女が考える、DE&Iを推進するためのヒント、キャリアプランニングに大切なこととは? Q1. 自己紹介と経歴をお願いします! 竹内詩織と申します。新卒で大手広告代理店に入社し、ストラテジックプランナーとしてキャリアをスタートしました。そこから事業会社の仕事を経験してみたくなり、外資系ラグジュアリー企業でグループ全体のデジタルプロジェクトの推進やブランドのAdvertising Managerとして広告活動全般を統括しました。その後、東京オリンピックのスポンサーであるグローバルクライアントの営業チームの仕事の機会を頂き、一生に一度のプロジェクトだと思い、新卒で入社した広告代理店に戻りました。時はコロナ禍となり、オリンピックの延期、妊娠、育休と目まぐるしいタイミング。マネージャー職に戻りたいと思っていた頃、ご縁があって現在勤める外資系IT企業にて広告ソリューション技術本部でアナリストチームを統括しています。 プライベートでは、夫と3歳の息子、0歳の娘と季節の行事や旅行を楽しみながら暮らしています。 Q2. 新卒で大手広告代理店に入社を決めたきっかけは? アメリカで大学時代を過ごし、ジャーナリズム・コミュニケーションスクールを擁する大学で学んでいたのですが、専門性が高い学校ということもあって、日本では珍しく、実務家の教授も多数在籍していました。そこで受けた広告代理店出身の先生の授業が予想以上に面白くて、こういう仕事に就きたいと心に響きました。 その中でも、日本にも世界TOP5に入る広告代理店があると知り、興味を持ち選考を受けました。 Q3. 素敵な出会いですね!大手広告代理店在籍時に、地域に根差した朝活のコミュニティー作りもされていたそうですが、きっかけは? 大手広告代理店在籍時は、充実していましたが家と会社を往復する毎日でした。そんな中、当時スターバックスのサードプレイスという概念が流行っていたこともあり、私も自分のサードプレイスが欲しいと思い、先輩や有志のメンバーと一緒にコミュニティーづくりをはじめました。 当時は今と違い、リモートワークが普及していなかったので、社会人が時間を取れるのが朝。その時間を有効活用しようというコンセプトで朝活をスタートしたことがきっかけです。 それぞれが先生となる人材を集めて、地域をプロデュースするクラス、ソーシャルの力で街を盛り上げる、ソーシャルクリエイティブクラスなどを運営。私はコミュニティーマネージャーとしてエンゲージメントや継続率を高めるイベントの企画・運営をリードしました。 Q4. 行動力が素晴らしいですね!テック業界で働く醍醐味を教えてください。 今までずっとマーケティング・コミュニケーション分野に携わってきたこともあり、人とモノ・サービス、人と人など何かを「繋ぐ」仕事が好きでした。今勤めているIT企業も、テクノロジーの力で情報を提供し、あらゆるものを繋ぐといったコンセプトに共感しています。 近年のAIの波もあり、これほどスピーディーにかつ常に情報をアップデートして勉強しないといけない業界は初めてで、自分自身も日々アップデートされていく感覚を味わえてワクワクします。 また、今勤めている企業に関わらず、外資の大手のテック企業は多様性やリーダーの育成に力を入れていることも魅力です。 Q5. 多様性やリーダーシップは、どのように推進されていますか? 実は、私は育休明け早々に採用されたのですが、今思えばそれもダイバーシティの一環だったのかなと思います。 というのも、私自身も面接官を務めることがあり、面接官向けの社内研修で、あらゆるバイアスを排除し偏見を取り払うために、候補者のプライベートに関しては面接中にメモを取らないというルールがあるんです。プライベートが採用基準に影響が出ることがなく、その人がこれまでにやってきた実績としっかり向き合うカルチャーが根付いています。 また、昇進・評価に関しても、対象となる人にリーダーシップのプログラムを提供したり、昇進の際もジェンダーの比率が偏らないようにしています。 Q6. プライベートが採用基準に影響しないのは素晴らしいことですね!詩織さんは、育休明けすぐに新しいキャリアのスタートだったと思いますが、特に不安はなかったですか? 現在の会社に入社した時に子供が1歳半で、肉親が地方に住んでいて近くに協力してくれる人がいなくて不安もありましたが、会社のサポート体制がとてもしっかりしているので、スムーズに働けています。 福利厚生でベビーシッターを利用したり、週2回の在宅勤務を活用したりバランスを取っています。今も第二子の産休を取得中です。 Q7. サポート体制が整っていると、キャリアプランやライフプランが描きやすくなりますね!ロールモデルはいらっしゃいますか? 2人子供を育てながら仕事をしている上司がいるので励みになります。 ただ、ロールモデルといっても1人だけでなく、たくさんいます。人それぞれ異なる環境で育っているので、100%自分と同じ状況の人を見つけることは難しいと思います。ですので、その方の尊敬できる部分を取り入れる、いわゆるパーツモデルとなる人を見つけられれば良いと思っています。 Q8. 「パーツモデル」面白い表現で響きました!企業の女性管理職の割合を30%にする目標がありますが、女性リーダーを増やすために、私たちにどんなことができると思いますか? シェリル・サンドバーグ著書の「Lean In」という本に、男女で積極性の違いに関する興味深いデータがありました。 仕事に応募するとき、男性は応募条件の50%が満たされていれば応募し、女性では100%に満たないと応募しない傾向にあるそうです。 私も採用側になってから気づきがありましたが、職務概要はあくまでも、こんな方に来て欲しいという理想像であり、100%合致する条件を求めているわけではないということです。なので全ての条件を満たしていなくても、譲れないコアの部分の経験やポテンシャルがマッチしていれば採用することもあります。 やってみたい、興味がある人に対しては、常に手を挙げたほうが良いよと伝えるようにしています。 Q9. とても勇気づけられるデータとメッセージをありがとうございます!それでは、組織にできることはなんでしょう。 意思決定の場に女性を増やしていく際に、集団の中で存在を無視できない、発言権が確保できるグループになるための分岐点があり、それを超えたグループを「クリティカル・マス」と呼びます。10人中3人マイノリティーがいると、それがちょっとしたマジョリティーとなり、その意見を元に新しい価値観やイノベーションが生まれると言われています。会社や組織の成長のためには、マイノリティー側の人も手を挙げること、意見を聞くことが大切ですね。 Q10. WITJのメンターの一人である、Makikoさんとも繋がりがあるそうですが、これからのキャリアプランニングに関してご意見はありますか? 信頼できる方からのメンタリングやキャリアコーチングは自分のキャリアを客観的に捉える上でとても大切なことだと思いました。私自身、外資系ラグジュアリー企業で初めて1on1を経験して、社内をはじめ社内外の方にもメンタリングを受けましたが、社内ですと内部の人に話せること、話せないことがありますし、クラッパーさんのように純粋に客観的にキャリアを見てくれる人は今でも大切な存在ですね。 WITJは、このRole Model…
-
Women in Technology Japan |【Role Model Interview】vol.29 ルイーズ・ジョーンズ
Women in Technology Japanは、日本のテック業界におけるジェンダーギャップを解消し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進することをミッションに掲げています。 このRole Model Interviewを通して皆様がインスパイアされ、勇気を持って自分が本当に輝き、理想とする職種や業界に転職したり、就職したりできるような世の中になること、そして一人でも多くの方々にIT業界で働く可能性について知っていただきたいという思いで活動しています。 今回は、楽天ペイメント株式会社でシニアマネージャーを務める、イギリス出身のルイーズ・ジョーンズさんをインタビュー。日本で働くことになったきっかけ、キャリア形成について、彼女が考える、DE&Iを推進するためのヒントとは? Q1. 自己紹介をお願いします。 初めまして、ルイーズです。イギリス出身で、現在は日本に住んでいます。テクノロジー業界で約10年間働いており、最初はロンドン近郊のサムスン電子ヨーロッパ本社で勤務し、その後、イギリスのソフトウェアスタートアップであるVirtualstockに移り、現在では東京に本社を構える楽天ペイメント株式会社で働いています。 楽天ペイメント株式会社ではシニアマネージャーとして働いています。東京とインドを拠点とする46人のチームをサポートしています。私たちのチームは、楽天グループの顧客と加盟店に革新的な機能を提供することにフォーカスしており、フロントエンド、バックエンド、モバイル、QAエンジニアリング、プロジェクト管理、プロダクト管理、データサイエンス、UIUXの機能まで幅広く見ています。 Q2. 素晴らしいキャリアですね!日本に移住したきっかけは? イギリスの会社で働いている間、次のキャリアステップを模索していて、製品の設計やプロジェクト運営に携わりたいと考えていました。場所にはこだわらず探していたところ、楽天ペイメントのプロジェクトマネージャーの募集を見つけて応募しました。 Q3. テック業界で働き始めた経緯を教えてください! 大学では政治学、心理学、社会学を学び、卒業後は、PRエージェンシーやシンクタンクなどで働きました。テクノロジーには興味がありましたが、自分のスキルが業界に適していないと思っていました。 そのうち就職の機会を探る中で、異文化環境でのコミュニケーションや論理的思考のスキルがテクノロジー企業にも必要とされていることに気づきました。コーディングや製造以外にも重要な役割があると知り、自分が価値を提供できるニッチな分野を見つけたと感じたことがきっかけです。 Q4. キャリアを築く上で一番大変だったことは何ですか? 大学卒業直後が一番チャレンジングな期間でした。自分の得意なことややりたいことがわからず、仕事の機会も限られていました。多くの人が経験する苦労だと思いますが、色々な業界や会社、仕事を試し、柔軟に対応することで、自分に合った道を見つけたのだと思います。 キャリアを築いていくにつれて、どのスキルを優先して磨くか、実務でそのスキルをどのように身につけるかが課題でした。時間が限られているため、日常業務に学習と自己開発を組み込む方法を見つけることが重要だと感じています。 Q5. キャリア形成の段階でスキルをコツコツと身につけていったんですね!マネージャー職になった経緯も聞かせてください。 東京に来てからの最初の数年間は、プロジェクトマネジメント業務を担当していたので、サービスや目標の理解にフォーカスしました。それから、4年かけて少しずつスキルと経験を積んで現在のシニアマネージャーの役職に就きました。今は、自分が持つスキルとは違う専門性を持つチームメンバーをまとめています。 Q6. マネジメントはそれぞれ自分のスタイルがありますが、ルイーズさんにとって、良いマネージャーになるための秘訣はなんでしょうか? とにかく聴くこと、分からないことを理解する努力です。前提として、チームが何をしているのか、なぜそれをしているのかを理解しなければ、メンバーのサポートすることはできません。 適切な専門性を持った人材を集めるのも鍵だと思います。すべての分野で専門家になることはできないので、適切なチームメンバーを適切なプロジェクトに配置し、それぞれの専門性を持った人たちの意見に耳を傾けることを大切にしています。 Q7. とても参考になります!多様性が重要な理由と、その環境を作るためにできることは何でしょうか。 カルチャーの多様性は、たくさんの異なるアプローチや解決策を生み出します。重要なのは、安全な環境を作り、一人一人が自分らしく力を発揮できるようにすること、そして共通の価値観「Shared Value」を共有し、互いに尊重し合うことが大切です。 Q8. ジェンダーギャップを解消するために、私たちにできることはなんでしょうか。 これに対しては様々なアプローチがあると思いますが私から3つお話します。 まず、メンタリングです。自分よりも経験豊富な人からメンタリングを受け自分が持っている懸念を共有・質問し、判断力と自信を育てることで、より高いレベルで問題を迅速に解決できるようになりました。多くの女性がさまざまな理由でこのようなメンタリングを受けるのに苦労しています。企業はマネージャーにメンタリングを奨励し、彼らが多様な従業員をメンターとしてサポートすることを促進する必要があります。 次に、アライシップです。アライシップとは、同盟とも訳されますが、当事者以外がマイノリティや弱者を支援・擁護する行動のことです。職場でのダイバーシティ・インクルージョンを促進するためにとても大切なことだと思います。 例えば、日常で使う言葉に注意して全員が気持ちよく過ごせるように意識するなど、女性が女性をサポートするだけでなく、いろんな形の多様性を促進することに繋がります。 3つ目は、女性自身の挑戦を応援することです。Harvard Business Reviewに載っていた興味深い記事によると、女性は自信がないのではなく、書かれた要件やスキルに全てマッチしなければ応募してはいけないと思っている人が多いようです。 当然、応募がなければ採用はできませんから、応募を増やすために、企業は求めるスキルを強調し、入社後のサポートを充実させることが求められると思います。 Q9. 素晴らしいインサイトをありがとうございました!最後に、ルイーズさんのキャリア目標は何ですか? 周りに意味のあるポジティブな影響を与えたいと考えています。 それをキャリアに例えると、現代の日常生活に必要なサービスをより迅速・安価・安全に提供し、誰もが便利に利用できるようにすることです。 その目標を達成するためには、多様性とお互いを高め合えるチーム作りが必要不可欠だと考えており、キャリアを通じてそのような環境を創出できるリーダーになりたいと思っています。 WITJは、このRole Model Storyを通して皆様がインスパイアされ、勇気を持って自分が本当に輝き、理想とする職種や業界に転職したり、就職したりできるような世の中になることを望んでいます。 WITJとのコラボレーションやイベントのスポンサーにご興味のある方は、お問い合わせフォームにご記入いただくか、info@womenintech.jp まで直接ご連絡ください。
-
Women in Technology Japan | 【Role Model Interview】 Louise Jones
Role Model Interview vol.29 Louise Jones Women in Technology Japan (WITJ)’s mission is to close the gender gap in tech and promote diversity and inclusion in Japan. Our goal is to create a world where women can have the courage to truly shine and find employment in their ideal profession or industry and help as…
-
Women in Technology Japan | “Leaders are not born, they are made” – Roundtable with Akamai CMO Kim Salem-Jackson”
Roundtable report hosted by Akamai Global Women’s Forum and Women in Technology Japan (WITJ)
-
Women in Technology Japan |【Event Report】「リーダーは生まれつきではなく、誰もがなれるもの」 – Akamai社 CMO キム・セーラム=ジャクソン氏
Akamai Global Women’s ForumとWomen in Technology Japan (WITJ)のラウンドテーブルイベントのレポートです。
-
Women in Technology Japan |【Role Model Interview】月田有香
Women in Technology Japan – Role Modelインタビュー。今回は、女性デジタル人材育成を支援する、株式会社MAIA代表の月田有香さんのお話です。
-
Women in Technology Japan【Role Model Interview】Jo Tateishi
This month of Role Model Story at Women in Technology Japan features Joe Tateishi, who is the Head of Sales at Spotify Japan, a mother of two. Read her unique career journey and mission at Spotify!