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  • Women in Technology Japan |【Role Model Interview】日村花

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    Women in Technology Japan |【Role Model Interview】日村花

    Women in Technology Japanは、日本のテック業界におけるジェンダーギャップを解消し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進することをミッションに掲げています。 このRole Model Interviewを通して皆様がインスパイアされ、勇気を持って自分が本当に輝き、理想とする職種や業界に転職したり、就職したりできるような世の中になること、そして一人でも多くの方々にIT業界で働く可能性について知っていただきたいという思いで活動しています。 今回のインタビューでは、日本の職人と海外をつなげる「OTO by tapco」を立ち上げた起業家、日村花さんを特集します。グローバルに過ごした幼少期から自身のビジネスを立ち上げるまでのインスピレーションあふれるストーリーとは? Q1. 自己紹介と、起業家を志したきっかけを教えてください。初めまして、日村 花です。株式会社tapcoの代表取締役で、OTOという事業を構築しております。日本と韓国のハーフで、幼少期の大半をメキシコで過ごしました。私の起業家としての旅は、早稲田大学在籍中の2022年に始まりました。ちょうどパンデミックが始まる直前でした。 最初の学期が終わって春休み中に、両親がいるメキシコに戻ったのですが、パンデミックの影響でメキシコでしばらく足止めをくらってしまいました。最終的には日本に戻ったものの、コロナ禍でできることがあまりなかったので、シンガポールのEC会社でインターンシップをすることにしました。それが私の起業家人生のきっかけとなりました。 その会社で働いているうちに、アイディアがたくさん浮かんできて色々チャレンジしてみたいと思うようになり、インターンシップを卒業し、次の機会を伺っていました。その時、タイミング良くある友人が別の会社のCEOを紹介してくれて、その面接で熱心に今持っているアイディアについて話したところ、面白がってくれたんです。 Q2. とてもグローバルなバックグラウンドをお持ちなんですね!最初の事業はどんなことに挑戦しましたか?tapcoという名前なんですけど、NFC(近距離無線通信)技術といって、Suicaなどの電子マネー等のタッチ決済に使われる技術を活用したデジタル名刺を作るアイディアでした。従来の名刺と違って紙を使わないので持続可能で実用的ですし、すべてのプロフェッショナルな情報をまとめた個人のブランディングツールとして機能できるようなものを作りました! Q3. そこから現在の事業にいたるまでの道のりを教えてください NFCカードの事業は大変刺激的でしたが、日本におけるデジタル名刺の市場は私たちが期待していたほど早く成長していないことが明らかになりました。そこで、オフラインからオンラインへのエンゲージメントツールとしてこのアイデアを転換しましたが、再び壁にぶつかってしまい、かつ大学の卒業論文を書き終える必要があったので、少しアイデアの再構築と言うことで、休憩したその時に日本の伝統文化を再発見しました。海外で育った「Third Culture Kid」として、漆器や金糸(着物に使われる金箔の糸)のような伝統工芸品の魅力にどんどんハマっていきました。何百年も経った今も、これらの技術が21世紀に生き続けていることに感銘を受けました。 そこで、日本の職人たちの声を広め、その作品を国際的なオーディエンスに紹介したいという願いから、OTOという事業を立ち上げました。私たちは、伝統的な素材を提供する日本のサプライヤーと海外企業をつなぐ文化エージェンシーとして活動しています。世界に日本の美しい伝統工芸品を紹介し、職人さん達の努力によって何世紀にも渡って続いてきた伝統が現代でも続くように支援したいと思っています。 Q4. 素晴らしいコンセプトですね!起業してみて大変だったことと、乗り越え方を教えてください。起業家としてルーティンを持たない生活に慣れるのが大変でした。友人たちは安定した仕事に就いていますが、私は常に自分の事業の次のステップを考えていて… すぐに結果が出ない中で、モチベーションを保つのは難しかったですが、起業は長期的なゲームだと思って、不確実性を受け入れて、とにかく諦めず挑戦しています。 もう一つの課題はチームを見つけることでした。最初の6~7ヶ月間は一人で働いていたので、心細かったですが、最近フルタイムのチームメンバーを1人迎え、同じビジョンを共有する仲間や相談相手ができたことで、精神的にも楽になりました。 Q5. モチベーションを保つ秘訣は?周りの人々が何よりも大切です。OTOを一緒に作り上げる仲間がいることが私自身の大きなモチベーションになっていますし、学生時代の友人達も貴重な存在です。月に一度集まって話すのですが、その時間がリフレッシュになっています。 また、OTOの仕事で関わっている職人さんたちは一生をかけて一つの技を極めています。それに心から尊敬していて、常にパワーをもらっています。その作品を世界に紹介するプラットフォームを作れることは、本当に光栄なことだと思っています。 Q6. 今後の目標や展望は?OTOの目標は、日本の伝統的な職人や企業と世界中に点在するクライアントをつなぐ、トップのカルチャーエージェンシーになることです。今は特にB2B向け事業にアプローチしていて、ホスピタリティ業界やインテリアデザイン業界などが興味を持ってくれています。 個人的な目標としては、Forbesの30 Under 30リストに載りたいです。今はまだ夢かもしれませんが、いつか実現できると信じています。 Q7. 花さんならいつか実現できそうな気がします!日本における女性のエンパワーメントの状況はどう思いますか?日本でも海外でも、ビジネスとかテクノロジーの分野で活躍してる女性がたくさんいて、すごく刺激を受けています。LinkedInのようなプラットフォームを見てると、女性が自分のアイデアを発信して、会社を引っ張ってる姿があって、それが本当に心強いんですよね。 私自身、若くて女性だからという理由で課題を感じたこともありますが、それを逆にポジティブに捉えています。経験が少ない分、新しい切り口でアイデアを出せたりチャンスだと思ってます。周りにはサポートしてくれる人たちがいるので、それがすごく大きな力になっています。 WITJは、このRole Model Storyを通して皆様がインスパイアされ、勇気を持って自分が本当に輝き、理想とする職種や業界に転職したり、就職したりできるような世の中になることを望んでいます。 WITJとのコラボレーションやイベントのスポンサーにご興味のある方は、お問い合わせフォームにご記入いただくか、info@womenintech.jp まで直接ご連絡ください。

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  • Women in Technology Japan x Takeoff Tokyo 公式コミュニティーパートナーに就任!

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    Women in Technology Japan x Takeoff Tokyo 公式コミュニティーパートナーに就任!

    Women in Technology Japan (WITJ)がTakeoff Tokyoの公式コミュニティーパートナーに就任!

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